2020/12/04 12:00

 

グルーミングの目的

グルーミングは、飼い主が皮膚や外見の様子を

みて異常を発見できる。

又爪切りで怪我防止したり、ブラッシングで

血行を促して、コンデションの良い被毛を育てる。

 

ブラッシング

ブラッシングをしていない犬猫は、伸びをする

のも寝返りをするのも、一日中被毛のもつれで動きづらさを感じています。

特に関節廻りの被毛の場合は、皮膚が引っ張られ

動くのも嫌になり、それが全身となると簡単に想像もきます。

 

猫は動くたびにストレスになり、ストレスフルに

なると、トイレのしつけや鳴き声などにも、

行動問題を引き起こし、改善するのもうまくいきません。

 

また、ストレスは早く老い、短命になるようです。

 

ブラッシングは日常を快適に過ごせ、健康的に

長生きし活動的な毎日を過ごせるための、基本的なケアーです。

短毛種も同じです。

 

柴犬などアンダーコートのある犬種は、こまめな

ブラッシングが必要です。

 

アンダーコートは皮膚に近いところですから、

一日ブラッシングをしないとすぐ絡み合います。

 

ブラッシングで被毛のもつれを取り、皮膚に新し

い空気を取り込んで下さい。

 

毎日ブラッシングをしていても、アンダーコート

は絡んでしまいます。

 

被毛の絡みのチェック法は、犬猫の皮膚に垂直

に当ててみて、ブラシを頭から尻尾まで動かして通ればOKです。

 

途中で止まればそこに、被毛のもつれがあります。

毎日ブラッシングをする飼い主さんはいても、

アンダーコートのもつれの全くない犬猫は、なかなか見かけません。

 

 

嫌がる犬猫へのグルーミング

グルーミングは愛情深く接して下さい。

ペットの犬猫の飼主の気持ちが伝わりやすいです。

 

そのため愛情深く、優しい気持ちで声掛けしなが

らしていくと、犬猫の気持ちは信用してくれるの

と、優しさを受け入れてくれ、大人しくなります。

 

 

安心感の種の積み重ねが信頼を作る

犬猫は人より恐怖感を感じやすいものです。

少しづつ安心感を植え付けていく事が、心を傷つけないことになります。

 

後にスムーズにブラッシングが出来るようになります。

人への信頼感が増すので、従順な性格に育ちやすくなります。

 

ブラッシングの際に、被毛を掴む量を少しづつ増

やしていくと、1回のブラッシングで多くの被毛がつかめます。

 

その段階を経ずにたくさんの被毛を掴むと、ほん

の少しの被毛のもつれに当たるだけで嫌がり、た

った1回だけの恐怖でずっとブラッシングが大嫌いな犬猫になってしまいます。

 

ブラッシングのコツ

被毛のもつれにブラシがあたったら、決して引っ張らないこと。

相手の気持ちに沿って無理しないで、優しく優しくブラッシングしていきます。

 

ブラシを持った時、シャンプーを体につけた時、ペットたちの気持ちにそいましょう。

シャワーの勢い、ドライヤーの音量、これらを怖

がっていたら、調節したり遠ざけたりして無理強いせず、上からの圧力をかけず進めましょう。

 

こうして、信頼関係が出来上がっていくと、逆に

ペット達はグルーミングされる喜びを感じ、いつでも受け入れてくれます。

 

 

まとめ

・グルーミングは、飼い犬猫の皮膚の状態や外見からの異常を発見できる。

・つめを切って怪我防止。

・ブラッシングで血行を促す。

・ブラッシングをしないと、伸びや寝返りなど

    被毛のもつれで、動きづらくなり動くのが嫌いになる。

・被毛のもつれはストレスフルになり、色々なしつけができにくくなる。

・被毛のもつれは早く老い、短命にもなる。

・ブラッシングは日常を快適に過ごせ、健康的に長生きしやすくなる、基本的ケアー。

・短毛種も上に同じ。

・アンダーコートのある犬猫は、こまめにブラッシングが必要。

・アンダーコートは一日ブラッシングしないと、絡みやすい。

・アンダーコートはブラッシングで、被毛の

    もつれをとり、新しい空気を送り込む事にもなるので大事。

・被毛の絡みチェックは、皮膚に垂直に当てて

   、頭から尻尾まで動かしてみる。途中で止まれば     そこが被毛のもつれ。

・嫌がる犬猫のグルーミングは、毎日愛情深く優しい声掛けをする。

・被毛を掴む量を少しづつ増やしていく。

・少しづつ安心感を植え付けていき、心を傷つけないようにする。

・人への信頼感を増し、従順な性格に育つ。

・段階踏まずに、たくさんの被毛を掴むと、

    ほんの少しの被毛のもつれに、ブラシが

    少し当たるだけで嫌がり、たった一回だけの

    恐怖で、ずっとブラシイングが嫌いになってしまう。