2020/11/14 15:52
犬の特徴
・祖先はオオカミ=主従関係が大事
・そのため、飼い主をボスと認められないと、自分がボスと勘違いしてしまう。
・人の言うことを聞かない。攻撃的になる。
・そのため、家族の一番下という位置づけが大事。
- ●犬は捕食動物
捕食動物とは獲物を探し、追いかけ、噛みつき、引き裂き、食べるのが本能。
生まれて、4~5ヶ月頃より目覚めてくる。
スリッパや棒をくわえるのも、この本能があるため。
- ●社会性が高い
・そのため群れを作る習性。
・一匹でいることは不安定のため群れたがる。
- ●平和主義
・争いはできるだけ避け、意思表示をして回避する。
・それが、カーミングシグナルでもある。
・カーミングシグナルは、シグナルを出し自分の意思を伝える事から、犬は平和的とも言える。
- ●善悪の判断は無理
・安全か危険かの判断はわかる。
・人間社会のルールの、善悪はわからない。
現代は犬を服従させるという考え方ではなく、信頼関係を保てる関係が大事。
- ●犬とのコミュニケーション
・犬は社会性が高いため、犬同士会話をする能力がある。
・視覚、聴覚、嗅覚、触覚を使う。
・人間にも使われ鳴き方や尾の振り方でも、わかりやすい。
・前回のブログでも案内済みで、カーミングシグナルによるコミュニケーションもその一つ。
猫の特徴
猫の祖先は、古代エジプトのリビアヤマネコと言われている。
- ●単独行動
・犬とは違い群れは作らない。
・単独生活をし、捕食行動をする。
・人間と暮らす猫達は、メリットがあれば集団生活は出来る。
・信頼できる動物たちとは一緒に暮らせる。
- ●縄張り意識がある
・猫はマーキングをして、縄張りを主張。
・自分の体から出るフェルモンをこすりつけたり、自分の尿や便の匂いをつける。
- ●きれい好き
・猫が体を舐めるのは、汚れ、ホコリを落とすため。
・自分の居場所を知られないため、舐めて自分の匂いを消す。
・病気にならないよう清潔を保つため。
・清潔なトイレを好む。
- ●コミュニケーション
・元々コミュニケーションは少ない。
・バリエーションも少ない。
・争いを避けるため、相手を追いやる行動は派手。
・匂いを残すのも大事なコミュニケーション。
- ●損得判断は出来る
・安全、危険、損得の判断は出来る。
・単独生活が本能のため、身を守るのが強い。
・感情と行動が変わりやすく、我慢が苦手。
- ●猫のコミュニケーション
・損得のよるコミュニケーション。
・自分の匂いを付けたり存在を知らせる。
・引っ掻き跡でマーキング本能を満たす。
・尿スプレーもストレスが強くなると起こる。
・猫にとっての当たり前が正常で、重要なコミュニケーション。
- ●聴覚によるもの。
・猫の鳴き声はバリエーションが豊か。
・声の大きさや抑揚の変化で伝える。
・ゴロゴロ鳴らす。(不安時もある)
・高音で甘えたように鳴く。
・ニャーの声も変化が豊かで、返事、相槌、不満、威嚇を伝える。
・恐怖や威嚇時は、フー、シャー、カッとつばを吐く。
- ●視覚によるもの。
・表情、姿勢、動作で友好的、親愛的気持ちで近づく。
・耳を左右横に平べったく広げるイカ耳は、恐怖を表現。
まとめ
それぞれの動作、行動には「きっかけ」がある。
きっかけがあって、行動になり、結果がでる。
「きっかけ」というのは、猫にとっては正常で本能でもある事が多い。
結果については、犬猫にとっては都合の良い事か、
悪い事かにより、今後それらの行動の頻度が変化していくことにもなる。