2020/11/13 04:07
カーミングシグナルとは
多くの人は犬の動作で大まかなことは察しがつく
し、一緒に暮らしていれば、おおよそ顔色も伺える事と思います。
調べていくと非常に多くのシグナルを犬達は、相手の犬や人に送っていることがわかります。
犬が喜んでいる時は尻尾を思いっきり振っています
し、嫌なこと嫌だったりする時は、尻尾を下げ体を丸めたりもします。
そういう犬独特のサインが色々あります。
鳴き声でも感情がでますね。
今日は主だったシグナルをご紹介していこうかと思います。
彼らは言葉が話せない分、たくさんの仕草や態度で我々に訴えてきます。
カーミングシグナルを具体的に
犬はシグナルを人や他の犬だけではなく自分にも出します。
- ●あくび
・緊張している時。他の犬に対して攻撃する気は無いことを示している
・叱られた時、「もう怒らないで」のサイン
・知らない人に頭を撫でられたりした時も「やめて」のサイン。
・ストレスや体調が悪いときなどは、たびたびあくびがでる。
・人と一緒で単なる連鎖反応でもあくびをする。
- ●尻尾を振る
・尻尾を上向きに先を小刻みに振るのは警戒心から。
・尻尾を上向きに持ち上げシャンとしているのは自信のある時
・しっぽを下向きで根本から大きく振るのは嬉しいサイン。
- ●尻尾を追いかける
・暇つぶしの時
・強いストレスを感じている時
- ●口を舐める
・緊張や不安を感じている時
- ●前足や特定の場所を舐める
・暇で相手をしてほしい時
・特定の場所をなめ続けるのは、強いストレスや不安を感じている。
- ●視線をそらす
・関わりたくないという拒否。
・他の犬と出会った時は、不安から相手と視線を合わせないようにしている。
・餌やおやつから視線をそらすのは、我慢して自分の気持を抑えている。(「待て」の時によく見うけられますね。)
- ●体を震わせる
・いきたくない方向、場所でブルブル震えているのは、緊張や拒否。
・犬の鼻をふこうとした時体を震わせるのは、「やめて」のサイン
- ●首をかしげる
・飼い主が話しかける時、首を左右に傾けてじっとみている時は、一生懸命聞こうとしている。
- ●飼い主や他の犬の体に脚を置く
・腕や腿や背中に犬が前足を載せるのは、自分が優位だと言うサイン。
・お座りしながら飼い主の顔を見ながら脚を置くのは、散歩やおやつを求める時。
- ●物を噛み壊す
・かなりの運動不足によるストレスのサイン。
- ●歯をカチカチ鳴らす
・楽しくて興奮しているのを抑えているサイン。
・争う意思のないサイン。
・歯周病や歯の痛みによるシグナル。
まだまだたくさんあります。
が、私の勉強も深まり次第また色々な方向から、
健康的な食事、マッサージ法などなど、その都度
少しづつお伝えして行こうと思います。
まとめ
カーミングシグナルとは、犬の気持ちを人に、
他の犬に、そして自分への抑制のために、
するサインですが、飼い主がしっかり観察する
ことで、ペットたちのクオリティ オブ ライフ
のQOLを満たして、楽しく幸せな一生を最後
まで見届けてあげることが、命を預かる者の責任ですね。