2020/10/31 19:33
一番大事にしている事
昔々、そもそもメイクアップアーティストになりたかった私。
女性たちを美しくして差し上げる仕事に付きたかったのですが、
時代が時代、そんな仕事はまだ一般的ではありませんでした。
●ジュエリーは決して必需品ではありません。
家電製品でもないし、さほど消耗品でもない。
なくとも不便はない。
一生使わなくても過ごせる物でもある。
見栄を張る必要がなければ、人に必要ないものと公言したって恥ずかしい物ではない。
なので、作り、提供する側としては、それでも
あるとないとでは全く違うという、効果を発揮する
必要があると考えます。
どんな場面でもジュエリーは完全脇役
・一番にその人自信。
・次に、服。
・次にバックや髪型、靴
・最後の最後、あってもなくても問題ないジュエリー。
こういう存在がジュエリーだということを、わきまえて
デザインを考え、使いやすく少しでも便利に思う機能性
と取りくみ制作しています。
今時はリングだけしか使えないと言うより、ペンダントやブローチにも変化する物を
お求めになる方もいらっしゃるくらいです。
提供する側は非常に難しく真面目に取り組まなければ生き残れない時代とも言えます。
構造上、不可能も当然あります。
- ●重要度の順番
- 1.主役のお客様が、美しく見えることが第一。
- 2.使いやすいこと。できるだけ服を選ばずともマッチする。
- 3.実際の扱いやすさ。
- 4.何度でも手入れを重ねても、丈夫に長持ちすること。
- 5.最後に、飽きのこないこと。使えば使うほど愛着が湧く物。
最後の5番は時折お客様から、そう言っていただいておりますので、作者冥利につきます。
飽きのこないようにするには?
一言、「品格」です。
品の良いものは飽きないです。
品格は作者自身が出ます。ごまかしがききません。
日常から、美意識高く過ごすことが理想です。
エツコナカムラの考え
ジュエリーは便利品とも違いますが、芸術家になってはいけません。
勘違いをしているデザイナーもいますが、たかがアクセサリー、ジュエリーです。
が、しかし、芸術の雰囲気や味わいは必要と考えます。
なくとも不便のないものをつけるのですから、少々非日常的な要素は必要と思うのです。
以上のことから、つける方のお気持ちにそいながら
デザインし、制作しています。
エツコナカムラ舞ジュエリーのこれから
何代も引き継いで頂けるジュエリーを目指しております。
このような、考えで制作していることを、ご納得頂いて
ショップの商品を眺めてみて下さい。
ご理解頂けると嬉しく思います。