2020/10/31 18:12
フルオーダーを希望の場合
上記のフルオーダーの画像は、Pt900ダイヤリングですが、
いわゆる昔からある宝飾品ではないデザインを、ご希望の方は
デザイナーにオリジナルを希望されると一番良いです。
ただそのデザイナーをどうやって見つけるか?
・百貨店でジュエリー作家として出店している人を見つける。
・または百貨店内での宝飾売り場でリフォームを受けているお店を調べる。
・オリジナル性が高い個性をお求めの方は、個人でされているデザイナー兼作家を見つけられると良いです。
何を基準に定めて依頼するか?
よくお客様から聞くことは、「出来上がったら想像していたものとは違っていた。」
そのような方は、デザイン画を描いてもらっていないことが殆どです。
高額を払っても、実際に使用していないお客様に出会いましたが、
しっかりとデザイン画である、設計図を見ていないことが多いです。
設計図とは?
デザイン画のことですが、立体図が見た目のデザイン画。
その他正面図・側面図・平面図の三面図を書いて頂くことが重要です。
この三面図は制作者にとっても、頭の中の整理が出来、具体的にお客様との打ち合わせがスムーズにいきます。
では、その三面図とは?
このような、図面を描き色もおつけします。
上からの平面図、真横からの正面図、横からの側面図、そして皆様にわかりやすい立体図(出来上がり予想図)、高さや厚みを実寸で確認していただきます。
お客様にはよくおわかりにならない方もいらっしゃいますが、それでもご覧頂き一緒に打ち合わせをする事が大事です。
下の画像は、お客様がお持ち込みになった品物各種。
85歳のご婦人のお父上様が購入された
陶器の帯留めとその他パール品
お持ち込みのK18のチェーン、チョーカー
切れ切れになったK18チェーン
K18パールサファイア完成品
デザイン画をご覧になり、気に入られたデザイン
の完成品。ブローチにもなり、ヘッドにもなり
合計4通りに使えるように制作。
こんなふうにしっかり制作者と打ち合わせをすると
後悔のないリフォームが出来ます。
デザイナーの頭の中をしっかり図面にしてもらい、
お客様はそれを目で確認することです。
言葉だけの、あんな感じこんな感じは後で後悔する可能性があります。
以上のことから、もちろん技術も大事ですが、そのデザイナーのいろいろなデザインした商品を、ご覧になる事が必要です。
そのデザイナーの持ち味を知ることが出来、ご自分の好みの傾向であれば、問題が生じにくいからです。
安いお買い物ではありませんので、しっかり納得行くよう
考慮されると良いです。
次回は、出来る限り安くリフォームするには?
のご案内を予定しています。